廣島漫遊記〜大聖院が凄かった〜

お盆に行った宮島の大聖院は、凄かったんです。
寄進されたものなのか仏像多し。
石段険し。
場所に、よっては石段にマニ車つき。
暑いのに、四国八十八ヶ所の結界の中から来た私としては本能的に光明真言と般若心教を唱えながらマニ車を回しつつハアハア言いながら登るしかないじゃないの。

でも余りにも、キツい。

歓喜天ガネーシャ)ありーの。
観音様ありーの。
石段の欄干に、釈迦十代弟子おりーの。
目健連と舍利子おりーの。←この二人、親友同士だけどお釈迦様を挟んで三角関係ぽい。

本堂の上まで、あがって景色眺めたりそうかと思えば胎内巡りしてみたり。

本堂は、また凄くてキラキラ。
仏具が、豪華。どことっても奇麗。
チベットの砂絵に、ダライラマ法王のお写真に、チベット的仏像。
明治天皇の油絵も、あり。

本堂の地下に、胎内巡りがあるので入る。
真の闇です。
私...どこの甲賀三郎ですかあ。

甲賀三郎伝説

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&lr=&q=諏訪+伝説+甲賀三郎&suggest=0&sa=X&oi=cjkrefinements&resnum=0&ct=result&cd=1

手探り。怖い。立って歩けない。
まさに、方向音痴の極み也。
しばらく匍匐前進いていると、闇の中に菩薩が光って浮き上がり並んでいる。浮き彫り光!
立ってその菩薩を頼りに、進む。

十一面観音が、あったので拝む。
そしてまた、進む。
やっとノレンのような布を、押し上げて外に出た。

入り口と、たいして変らぬとこに出た。

胎内巡り。死と再生。
そんなもんなの〜?

そして、まだ大聖院には奥がある。

遍昭窟。
ホラ!洞来ましたよ。
中には、みっしりと仏が並ぶ。
四国の人間だけど、ここでミニ八十八箇所回った気分よ。
なんで、こうなるの〜と思ったけど良かった。

堪能しまくりですが、ここはまだ弥山の麓なんです。
宮島奥深い。
今回は、ここまで。
降りて、甘味屋さんで「すり氷」食べて帰りました。
かき氷の事を、すり氷と言うのですね。
ビックリよ。

ちなみに、抹茶白玉すり氷也。