運痴なんだけど

寒くも無くなって来たので土手をウオーキング&ランニング。
運動音痴なんだけど、自分の不得意な事もしないとと思ったり。
ユングについて読んで嗚呼と思ったり。
自分の不得意な事だって、取り入れていかないとって気持ちになる時ってあるじゃ無い。
三島由紀夫みたいに筋肉モリモリに肉体改造って訳では、無いけれど少しちょっとやらないとと言う衝動あるじゃ無い。
運動不足なんだし。
そんな訳で、続けてみよう。プチ運動。
運痴なんだけど。
運痴だからこそ。

歩くというと気分は五木寛之風の王国なんだけど私の本棚で迷子なのが痛い。

風の王国 第一巻 翔ぶ女

風の王国 第一巻 翔ぶ女

「出版社 / 著者からの内容紹介
深夜の仁徳陵に、密かに寄りつどう異形の集団とは何か?
 トラベル・ライターの速見卓は、取材で初めて二上山を訪れた。
 二上山で速見が見たのは、この世の者とは思われない速さで山を疾駆する「翔ぶ女」。そして謎に満ちた「へんろう会」の人々。彼らはいったい何者なのか?
 二千年の大和の闇の部分を巡る道、二上山の南麓から葛城・金剛の山裾をぬって風の森峠までのルートは、大和の<闇の細道>にあたる。
 朝日さす神の山・三輪山に対して、西の二上山は、日の沈む浄土の山。山頂には、悲劇の皇子・大津皇子の墓があり、この世とあの世の境の山。
 その日から、速見の想像を絶する人生が動き出していく。
「サンカ」といわれる幻の漂泊民を描いた五木ロマンの最大傑作が横書き・全3巻となって遂に登場!」
これは、面白かった。
サンカに興味あったしな。
もっともサンカについては、これも読んだでなあ。

幻の漂泊民・サンカ (文春文庫)

幻の漂泊民・サンカ (文春文庫)

「内容(「BOOK」データベースより)
一所不住、一畝不耕。山野河川で天幕暮し。竹細工や川魚漁を生業とし、’60年代に列島から姿を消した自由の民・サンカ。「定住・所有」の枠を軽々と超えた彼らは、原日本人の末裔なのか。中世から続く漂泊民なのか。従来の虚構を解体し、聖と賎、浄と穢から「日本文化」の基層を見据える沖浦民俗学の新たな成果。」